2026.04.22漢方見聞録

春のストレス対策におすすめの漢方│症状と効果を医師が解説

春のストレス対策におすすめの漢方│症状と効果を医師が解説

漢字ばかりが並んでいて難しそうなイメージがある漢方薬。しかし、「なんとなくだるい」「なんとなく手足の冷えがずっと気になって いる」など、病気になっていなくても健康とは言い切れない「未病」の状態のときにとり入れてみることもおすすめです。今回は、新生活が始まる春のストレスに効果がある漢方薬をご紹介します。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

こんな方に

  • のどがつかえる感じがする
  • 動悸やめまいを伴うことがある
  • 気分が落ち込む

主にどんな生薬が入っている?

半夏(ハンゲ)茯苓(ブクリョウ)厚朴(コウボク)生姜(ショウキョウ)

上記4つに蘇葉(ソヨウ)も加えた生薬から構成されている漢方薬です。ストレスによって、気の巡りは悪くなります。半夏厚朴湯は、気の巡りを良くすることで、ストレスによる気分の落ち込みやのどのつかえ感などを改善します。

桂枝茯苓丸

中程度の体力で、気分がふさいでのどに異物感があり、ときに動悸やめまい、 吐き気などを伴う不安神経、神経性胃炎、せき、しわがれ声などに効果があります。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

こんな方に

  • よく眠れない
  • 怖い夢を見る
  • イライラする

主にどんな生薬が入っている?

柴胡(サイコ)桂皮(ケイヒ)竜骨(リュウコツ)牡蛎(ボレイ)

上記4つのほか、半夏(ハンゲ)、茯苓(ブクリョウ)、黄芩(オウゴン)、大棗(タイソウ)、人参(ニンジン)、生姜(ショウキョウ)などの生薬から構成されています。柴胡加竜骨牡蛎湯は、気の巡りを整えて、イライラや不安などの症状を改善します。

漢方柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒

中程度以上の体力で、精神不安があり、動悸や不眠、便秘などを伴う神経症、更年期神経症、便秘などに効果がある漢方薬です。

渡辺 賢治 先生

修琴堂大塚医院

漢方薬を選ぶ際には、トモズ各店舗の薬剤師・登録販売者にご相談ください。

漢方を利用する際のポイントと注意点

漢方薬には即効性を期待できるものと長期的に体質を改善していくものとがあります。後者の場合は、約3カ月は飲み続ける必要があるといわれています。また、自然の材料を使っているからといって副作用がまったくないわけではありません。体調が長く改善されないときには、医療機関を受診することも必要です。

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